まちづくりについて、生徒の質問に答える笹川俊一さん(左から2人目)=多久市北多久町の笹川工建

 中高生が地域の魅力や課題を学んで理想の「未来計画」をつくる佐賀新聞の「さが未来発見塾」が17日、多久市で開かれた。東原庠舎(とうげんしょうしゃ)中央校7年(中1)の生徒5人が、小型無人機ドローンを使ったまちづくりに取り組む笹川俊一さん(38)を“取材”し、多久の未来像を描くヒントを探った。

 本業である工務店・笹川工建取締役の傍ら、市民団体「多久市まちづくり協議会かつやく隊」で隊長を務める笹川さんは、ドローンを活用した配送の実証実験について、「ドローンが飛行できる“空の道”をつくることで、多久に新たな価値が生まれる」と説明。公的補助金に頼らず市民が主役で取り組んでいる意義を語り、「個人でできることには限界があるが、周囲の人たちが快く力を貸してくれる土壌がある」と地域性を強調した。

 取材で訪れた笹川工建の事務所は、雑貨店やカフェを併設している。笹川さんは「若い人たちが自慢できる、おしゃれな場所をつくりたかった」と、にぎわい創出の思いも熱く語った。

 生徒たちは4月に開かれるワークショップで未来計画を練り上げる。最終的には横尾俊彦市長に提案する予定。

 

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