歴史的な町並みや建造物の活用策について説明に聴き入る参加者=佐賀市八戸の旧枝梅酒造

 歴史的な建造物や景観地区を生かした地域づくりを考えるトークイベントが14日、佐賀市のEDAUME(旧枝梅酒造)で開かれた。保存などを手掛ける団体の取り組みが報告され、活用方法やアイデアを共有した。

 旧枝梅酒造を拠点にまちづくりを進めるNPO法人「まちの根太」の発表者は、建物を改修するためにクラウドファンディングで資金を調達したり、会員やボランティアが作業を担ったりしたと説明。アートによる事業展開も紹介し「長崎街道を生かしながら中心商店街とも連携していきたい」と強調した。

 唐津市のNPO法人「からつヘリテージ機構」の担当者は、空き家などになっている歴史的建造物の内部を片付けるワークショップの活動を発表した。傷みのある部分の把握や応急処置にも取り組み「片付けを通して再び建物の元気が戻ってくるのを実感できる」と話した。課題としては、作業日数の短縮や参加者の負担軽減などを挙げた。

 イベントは佐賀県都市計画課が主催し、県建築士会が企画・運営に取り組んだ。(山本礼史)

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