満開となり、青空に映えるヒメシダレザクラ=19日午後、神埼市神埼町の宝珠寺

 20日は二十四節気の一つ「春分」。佐賀県内は19日、晴れて気温が上がり、佐賀市で2日続けて今年の最高気温23・4度を記録するなど、春本番の暖かさになった。各地の桜の名所では、陽気に誘われるように開花が進んでいる。

 神埼市神埼町の宝珠寺では、境内の一本桜が満開を迎えた。樹齢100年以上の古木で、小ぶりな花びらからヒメシダレザクラと呼ばれている。夜は好天に限り午後8時ごろまでライトアップされ、山里に幻想的な姿が浮かび上がる。

 住職の中畑昭二さん(93)は「いつもより1週間くらい早く咲きそろった。この寺に来て半世紀ほどになるが、変わらない美しさがある」と目を細めた。満開から1週間は見ごろが続くという。

 佐賀地方気象台によると、20日から21日にかけて低気圧や前線の影響で天気が崩れ、雷を伴う恐れがある。週明けからは日差しが戻ると予想している。(写真と文・米倉義房)

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