会では、地区の代表らが営農構想について発表した=佐賀市のホテルグランデはがくれ

 「さがの農業農村整備」と題した営農構想発表会が佐賀市で開かれた。農業関連のハード事業に今後取り組む県内6地区の代表者らが、事業によって地域の農業をどう発展させるのかを関係者に説明した。

 発表会は県が初めて開いた。農地の区画整理や農業用水関連施設の改修など県が行っているさまざまな農業農村整備に関し、事業内容や地元農業者の思い、営農構想などを関係者で共有し、「稼げる農業」の実現につなげるのが狙い。

 2021、22年度に排水対策や幹線水路の改修事業などに着手する予定の土地改良区や市町の担当者らが、それぞれの地区の農業の現状や課題、事業の狙いや今後の営農などについて説明した。

 このうち、伊万里市の東山代干拓土地改良区の西山哲理事長は、約50ヘクタールある干拓地の区画を拡大し、農地の集積や集約を図って高収益作物などを導入する営農構想を説明。「地域を任せることのできる若い担い手を育てたい」と語り、事業をテコに地域の農地を守る体制づくりにも取り組む考えを示した。

 発表会には県や市町の農業関連の職員約80人が参加した。その他の発表地区は次の通り。

 久保田(佐賀市)▷丸目(同)▷白石平野(白石町)▷野田(唐津市)▷音成・嘉瀬の浦(鹿島市)

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