【きやぶ百景】鳥栖駅 線路下のギャラリー

 新型コロナ禍で生活が激変し、鉄道を利用して移動することが少なくなった昨今、鳥栖駅駅舎を先日、ゆっくり歩いてみた。

 明治36(1903)年に建設された鳥栖駅は、九州内に現存する数少ない古い駅舎の一つ。モダンな西洋建築の面影が残る歴史遺産となっている。鹿児島本線、長崎本線、久大本線など乗り継ぎの利便性が高く、通勤者のみならず旅行や買い物客などに数多く利用されてきた。

 時間に追われて利用していた時には気付かなかったが、先日、原田駅(福岡県筑紫野市)から鳥栖駅まで乗車し、出口への通路を地下道スロープ側へ散策してみると、「鉄道の町・鳥栖」のパネル展示やSL全盛期の鳥栖駅構内の写真が数多く展示されていた。130年の歴史と鳥栖の繁栄の礎となった力強い機関車の姿に感動した。

 「みなさまが撮影した写真を鳥栖駅で飾らせてください」というコーナーもあった。昔懐かしい鉄道写真を募集していて、詳しくは駅係員に尋ねてみてほしい。

絵 水田哲夫=鳥栖市本町

文 松田和子=鳥栖市田代外町

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