2020年に佐賀県内で起きた人権侵犯事件の受理件数は、前年より83件、53・5%減の72件だった。新型コロナウイルスに関連した事案は2件だった。

 内訳は「プライバシー」の15件(3件、25%増)が最多。このうち誹謗ひぼう中傷などインターネット上での事案は10件だった。家庭内暴力や児童虐待などの「暴行・虐待」10件(19件、65・5%減)、職場での嫌がらせなどの「労働権関係」10件(27件、73・0%減)、セクハラやストーカーなどの「強制・強要」10件(9件、47・4%減)などが続いた。

 教師や警察官ら公務員の人権侵犯は15件(6件、28・6%減)だった。佐賀地方法務局は受理件数の大幅な減少について、新型コロナの影響で対面での相談を控え、電話相談に代えたことなどが要因とみている。(松岡蒼大)

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