(動画からこま落とし)

 佐賀市は、東京都などを中心に市への移住を呼び掛ける動画を公開している。「佐賀市なんもな課」と題した動画で、子育てや就労、生活面などで恵まれた環境や支援策を紹介しながら、「移住の心配は何もなか」とユーモラスにアピールしている。動画共有サイト「Youtube(ユーチューブ)」で配信している。

 動画は、移住を食い止める佐賀市の架空の部署「なんもな課」が市には何もないということを懸命にアピールするが、ことごとく失敗するという内容。(1)日常(2)グルメ(3)子育て(4)仕事-の4本で、いずれも1分半前後。バルーン、佐賀牛、充実した移住支援制度や保育環境を伝え、最後に「移住の心配は何もなか」のせりふで締める。

 首都圏での新型コロナウイルス感染拡大で、地方移住への関心が高まっていることから制作。ワラスボなどをモチーフにユニークなPR動画を作成してきた「市シティプロモーションムービー」の第12弾で、今回も東京都のクリエイターの三寺雅人さんが企画した。県内の劇団員が演じ、嘉瀬川河川敷、コムボックス佐賀駅前などで撮影した。

 シティプロモーション室は「地元に愛着があるのに『何もなか』と言ってしまう言葉を逆手に取った。移住希望者だけでなく、市民の皆さんにも佐賀の魅力を認識してもらうきっかけになれば」と話している。

(大田浩司)

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