エアガール(提供)

ドラマ「エアガール」の原作、「日本航空一期生」(提供)

 激動の昭和を駆け抜けた戦後初のキャビンアテンダントの奮闘を、史実をベースに描く。佐賀県出身で日本航空の設立に尽力した松尾静麿氏(1972年死去)が登場するノンフィクション作品「日本航空一期生」(中丸美繪著)が原作。テレビ朝日系で20日午後9時から放送する。

 主演は広瀬すず。パイロットを夢見ながらも、空を飛んでみたいという一心で人気職業に挑むヒロインを演じる。

 ヒロインの淡い恋も大きな見どころ。その恋の相手でパイロット志望の青年に坂口健太郎が扮(ふん)する。また、ヒロインらの前に大きな壁となって立ちはだかる実在の人物、白洲次郎には藤木直人。ヒロインの叔母で料亭のおかみを鳥栖市出身の松雪泰子。“戦後日本航空事業の父”と呼ばれる松尾氏をモデルに作り上げた松木静男を吉岡秀隆が演じる。

 本作では、日本人が日本の空を飛ぶことが許されていなかった戦後に、日本人の手で航空事業を立ち上げるという壮大なミッションに挑んだ男性たちの熱い闘いも克明に描かれる。

 家族を失い、叔母の千代(松雪)のもとに身を寄せた小鞠(広瀬)は、高等女学校卒業後、料亭の手伝いに明け暮れる日々を送っていた。そんなある日、小鞠は料亭の一室で、日本の空を日本人の手に取り戻したいという決意みなぎる熱い言葉を耳にする。声の主は逓信省航空保安部長の松木(吉岡)。彼の話に感動し、思わず聞き入ってしまった小鞠は、彼の部下の三島(坂口)に立ち聞きをとがめられてしまう。

 チャレンジ精神旺盛でキュートな小鞠を、広瀬が真っすぐなまなざしで熱演する。

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