ボランティアの受け付け対応を訓練した社協職員。新型コロナ対策で検温を実施した=鹿島市林業体育館

 災害時のボランティアセンターの運営をテーマにした訓練が18日、鹿島市内の体育館で行われた。市町の社会福祉協議会の職員ら約60人が参加し、ボランティアの派遣に必要な手順を確認した。災害が相次ぐ中、いち早く暮らしの再建につなげるため、県社協が初めて実施した。

 災害発生後、地元の社協はボランティアを受け入れ、支援の業務を振り分ける「災害ボランティアセンター」を開設する。訓練は豪雨災害を想定し、参加者は係に分かれてニーズの整理、ボランティアとのマッチング、検温などをデモンストレーションした。

 昨年の7月豪雨で被害に遭った門前商店街を訪問する「現地調査」も実践し、困り事を聞き取った。資機材管理のほか、証明書発行やマスコミ対応などを行う総務班も設けた。地域住民らでつくる「かしま防災サポーターズクラブ」も加わり、連携を強めた。

 主催した県社協まちづくり課の福田功課長は「さまざまな場面を経験することで、非常時の効率的な支援につながる。それぞれの地域でできる備えを考えてもらいたい」と話した。(中島幸毅)

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