女性の視点を加えた避難所づくりの必要性を呼び掛けた市防災士会副会長の谷口繁美さん=唐津市の唐津港湾合同庁舎

 東日本大震災から10年の節目に災害への教訓を引き継ごうと唐津海上保安部は、保安官に向けた防災講座を唐津市二タ子の唐津港湾合同庁舎で開いた。女性の視点を加えた避難所づくりなどを約30人が学んだ。

 唐津市防災士会副会長の谷口繁美さん(70)らが講話した。公共施設の改修時に避難所での活用を見据えて授乳室やシャワー室の設置のほか、避難所で女性への性被害があることにも触れ、運営に女性が関わる必要性を説明した。

 元海上自衛官で、唐津市防災対策監を務める梅崎時彦さん(58)は東日本大震災での自衛隊による救助活動を紹介。「チームでどこまでできるのか、常に隊員の習熟度の把握をしておかないと災害時に判断できない。そのためにも実践的な訓練に取り組んで」と語り掛けた。講座は10日に開かれた。(横田千晶)

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