「さが桜マラソン2021」が開幕。空いた時間を利用して走り、完走を目指すという夫婦の姿もあった=15日夜、佐賀市のSAGAサンライズパーク(撮影・山田宏一郎)

 オンライン開催となる「さが桜マラソン2021」(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会・佐賀県・佐賀市・神埼市主催、ミサワホーム佐賀特別協賛)が15日、開幕した。47都道府県から2943人がエントリーし、早朝や仕事終わりなど、それぞれの場所、ペースでゴールを目指す。

 新型コロナウイルス感染防止のため、ランナーは衛星利用測位システム(GPS)機能で走行距離と時間を計測できるスマートフォンアプリを利用し、28日までの2週間、好きな場所、時間に走ることができる。初日の15日午後7時時点で500人以上がレースを始め、すでにフルマラソン(42・195キロ)を超す距離を走った人もいる。

 累積でフルマラソン完走に挑む佐賀市の会社員井上英行さん(48)は、仕事を終えて午後7時ごろからSAGAサンライズパーク周辺で計測を始めた。「一人でフルを一気に走りきるのは難しいが、分割で走ることで苦にならずに走れる」。同じく累積でフルに挑戦する佐賀市の公務員岡田重伸さん(43)は、6キロを走って汗を拭った。通常大会と違い、普段と変わらない場所を一人で走り、「イベント感や応援がないのは寂しい」と話した。

 最遠方の北海道から参加する看護師の荒井亮さん(45)は、「オンラインなら密を避けて参加できる」と出場を決めた。雪のため、ロードではなく室内を中心に距離を積み重ねて累計100キロ以上を目指す。「景色やフラットなコース、沿道の温かい応援など、さが桜マラソンは大好きな大会。来年こそは佐賀で走りたい」と話した。(草野杏実、井手一希、山口源貴)

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