新型コロナウイルスに感染した自身の体験を話す古賀和浩議員(右)=佐賀県議会棟

 1月に新型コロナウイルスに感染して入院し、復帰した佐賀県議会の古賀和浩議員(つなぐ会)=三養基郡基山町=が15日、新型コロナ対策をテーマにした県議会特別委員会で質問に立った。治療に当たった医療機関に謝意を示し、現場の負担軽減策について執行部の見解をただした。

 古賀議員は冒頭、感染を巡る自身の体験を語った。昨年末に感染者の濃厚接触者となり、今年1月12日に陽性と判明。佐賀県では原則、感染者は即座の入院かホテル療養としており「命が救われたことに感謝している」と評価した。入院後はコロナによる肺炎と診断され、無自覚なまま症状が進行していた点を踏まえ「(感染者が)自宅で過ごすことや自宅療養の危うさを身をもって体験した」と強調した。

 感染者を隔離する院内の「レッドゾーン」で医療従事者が配膳やシーツ交換、トイレ清掃などにも当たっている点を挙げ「通常診療でない業務を省力化し、負担軽減を図る支援をどう考えるか」とただした。担当課は療養用のホテルに導入している自動ロボットに関し「医療機関での活用も見込まれるようになれば、医療機関と情報共有をしたい」と答弁した。

 特別委終了後、古賀議員は「最初は質問に立つか迷ったが、感染を通じて経験したことが社会やコロナ対策の一助になればとの思いで決めた」と話し、今後も体験を議会活動に生かしていく考えを示した。(円田浩二)

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