新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受ける佐賀大医学部附属病院の山下秀一院長=15日午前、佐賀市の同病院

 新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への優先接種が、県内で進んでいる。15日は佐賀大学医学部附属病院(佐賀市)で接種の様子を公開した。最初に接種を受けた山下秀一病院長は「痛みも少なく、接種の順番が来たら安心して受けてほしい」と呼び掛けた。

 附属病院では医師や看護師ら1600人が接種を希望した。この日は600人に実施し、17日までに1回目の接種を終える。青木洋介感染制御部長は「副反応の頻度や程度が、これまでのワクチンより明らかに高いとはいえない」として接種を推奨した。

 ワクチン接種に関しては、国が安全性を調べるため、全国の医療従事者4万人を対象に行う先行接種を2月から実施。県内では国立病院機構の3病院で約1500人への1回目の接種が終わり、15日から2回目の接種を行っている。各病院によると、重い副反応はなかった。

 優先接種は県内では8日から始まり、県によると、12日現在で計約2200人が受けた。副反応の報告はこれまでに5件あったが、いずれもかゆみなどで症状は重くないという。(石黒孝、円田浩二)

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