落選し、支持者にあいさつをする三好浩之さん=14日午後10時40分ごろ、三養基郡上峰町坊所の事務所(撮影・志垣直哉)

 三養基郡上峰町長選で落選した新人で前町総務課長の三好浩之さん(55)=堤=は14日夜、738票差に「力不足」と悔しさをにじませながら「役場OB、後援会の皆さんに支えてもらった」と感謝を口にした。

 14日午後10時半すぎ、事務所に落選の知らせが入ると、詰め掛けていた支持者から深いため息が漏れた。事務所に姿を見せた三好さんは結果を受け止め「私の力不足」と深々と頭を下げた。

 昨年9月、33年間勤めた町役場を早期退職した。右も左も分からない初めての選挙戦を、自民県連などの支援を受けながら手探りで進めてきた。

 町財政の先行きを不安視し、最大の争点になった中心市街地再開発では財政規模に見合った開発を主張した。「将来世代に負担を残してはならない」と説いて回ったが、及ばなかった。

 三好さんは「相手候補が中心市街地で示す大きな夢に対し、私はそれを否定してきた。夢を語れなかった分、若者世代の票が取れなかった」と敗因を述べた。(瀬戸健太郎、樋渡光憲)

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