佐賀ジュニアA-川副ジュニア 力強い突破でトライを決める佐賀ジュニアの江越徠翔(右)=武雄市の白岩競技場

 高学年の部決勝は、攻守で圧倒した佐賀ジュニアAが川副ジュニアを70-5で下し、5連覇を達成した。久原浩司監督は「選手たちが自主的にプレーできていて素晴らしかった。ここ5年間で最強のチーム」と手放しでたたえた。

 意思疎通が図れた堅守が光った。統率力のある主将のCTB田中統司が中心となって声を出し、常にディフェンスラインを整えた。相手が攻め込むスペースを与えず、選手全員でプレッシャーをかけ続けてボールを奪った。

 攻撃では、俊足が持ち味のSO廣瀧結人ら決定力のある選手たちが得点を重ねた。攻守の要であるPR江越徠翔も躍動。172センチ、96キロの屈強な体格を生かして敵陣を突破し、廣瀧とともにチーム最多タイの3トライを挙げた。

 昨年12月の大会では、決勝で川副に逆転負けを喫した。江越は「勝てるだろうという油断があった」と振り返り、「今日は1回トライしても、みんなで次のトライを目指した。最後まで絶対に集中力を切らさなかった」とチーム内の意識の変化を挙げた。

 新型コロナウイルスの影響で前回大会が中止となり、出場がかなわなかった先輩の思いも背負い挑んだ今大会。田中主将は「これまでやってきたことを全て出し切るつもりで臨んで、決勝では練習以上のプレーができた」と胸を張った。(井手一希)

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