佐賀県内で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されてから13日で1年。県内の感染者は延べ1136人に上り、治療や療養を終えた人は1千人を超える。完全に防ぐことは困難で、誰でも患者になり得る感染症。元患者の中には、偏見や差別がなくなるように強く願う人たちがいる。

 数歩歩くだけで、息が上がる。トイレや歯磨きに立てば10分ほどかかり、終わるとしゃがみ込んでしまう。「以前は持病もなく、肺活量にも自信があった」。佐賀市でカラオケ喫茶を経営している男性(68)は、新型コロナの後遺症に苦しむ日々を送る。

 感染前、コロナは人ごとだった。昨年3月に県内で初めて感染者が確認されてからも「自分が感染することはないと思っていた」。世間話の域を出ず、客と「東京とか都会の状況はひどいね」などと話していた。

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