「ベトナム向け」をテーマに考案されたチャーシューまぜうどん

チャーシューまぜうどんを試食するグエン・ヴァン・ロイ領事(左)ら=みやき町の一吉うどん

 佐賀県内や福岡県筑後地方のうどん店16店でつくる「筑後うどん振興会」と九州産業大、久留米商高が協力して取り組む「筑後うどん活性化プロジェクト」の最終報告会が、振興会員であるみやき町の「一吉うどん」などで開かれた。学生らが新メニュー開発の成果を発表し、試食を行った。

 プロジェクトは、筑後うどんの振興を目的に昨年4月から取り組んできた。九州産業大が新メニュー開発を担当。久留米商高は、参加店を巡るスタンプラリーやうどんマップの企画、PR動画の製作などを担当した。

 一吉うどんがベトナム・ホーチミン市に進出していることなどから、新メニューのテーマは「ベトナム向け」。学生らは「チャーシューまぜうどん」や「豚しゃぶ梅おろし冷やしうどん」など7種類のメニューを発表した。

 5日に開かれた試食会には、学生らのほか、在福岡ベトナム総領事館のグエン・ヴァン・ロイ領事やみやき町内などで働くベトナム人技能実習生など約50人が参加。「チャーシューまぜうどん」が提供され、だししょう油をベースにしたタレがかかったうどんに、チャーシューやのり、かつお節、レモンなどの具材が載せられた一品をおいしそうに味わった。

 ロイ領事は「ピリ辛の中にレモンの酸味があり、ベトナムで親しんだ味を思い出した」と満足そう。プロジェクトリーダーの山下裕輝さん(20)=九州産業大2年=は「インパクトあるメニューを開発するのに苦労したが、気に入ってもらえてうれしい」と充実した表情を見せた。

 新メニューは4月から一吉うどんを含む振興会の店で提供する予定。(瀬戸健太郎)

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