基山町商工会の事務局が入居する基山町商工会館。1960年の改称まで「木山口商工会」の名称だった=基山町宮浦

 基山町に「木山口」という町がある。宗家文庫史料には1645(正保2)年、新町とある。木山口町は現在の地図に表記のない地名だが、基山町の交通・商業の中心をなすJR基山駅一帯の呼称で、大字宮浦、同小倉の一部(基山町の行政区では、おおむね3、8、9区)で構成される。

 近現代において「木山口」を冠した主なものに、木山口郵便局、木山口商工会がある。木山口郵便局は1902(明治35)年、基山村の原碩二が開局。1961(昭和36)年に基山郵便局に局名変更するまでの59年間、郵便業務を通して地域に親しまれた。

 木山口商工会は鳥栖町商工会より7年前の1914(大正3)年、同村の松隈来造が創設したもので、当初の会員は28人だった。1932(昭和7)年に基山商工会、1960(昭和35)年に基山町商工会に改称、現在に至る。(地域リポーター・久保山正和=基山町小倉)

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