花や葉のひみついっぱい

 春になるとさくらが咲(さ)きはじめます。日本でいちばん植(う)えられているのは「ソメイヨシノ」というさくらです。この本では、「ソメイヨシノ」が春から次(つぎ)の春までの一年間を通(とお)してどのように変化(へんか)していくのか、イラストを用(もち)いてわかりやすく解説(かいせつ)しています。
 また、さくらの花びらや実(み)とたねのつくり、葉っぱのひみつなどナルホドと思えるような知識(ちしき)がたくさんです。さくらの花をよく見てみると、花びらのかさなり方(かた)が少しずつ違(ちが)っていて、地面(じめん)に落ちるときの落(お)ち方(かた)にも違(ちが)いがあります。葉っぱにはほかの木にはないめずらしいものがふたつあり、そのうちのひとつ「みつせん」は葉のじくにある小(ちい)さなつぶで、みつをためてアリをよび、葉を弱らせるアブラムシやハダニをたいじしてもらうものです。今まで何気(なにげ)なくながめていたさくらにはこんなひみつがあったのかと気づかせてくれる一冊です。
 さくらの季節、この「さくら研究(けんきゅう)ノート」を片手(かたて)にお花見を楽しんでみませんか。(司書ネットワーク課 坂井 陽子)



【ほかにもこんな本をおすすめ!】

▽もっと知りたいさくらの世界
 勝木 俊雄/監修 汐文社
▽さくらがさくと
 とうごう なりさ/さく
 福音館書店
▽さくらの谷 富安 陽子/文
 松成 真理子/絵 偕成社

 

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 紹介している県立図書館の本は、皆さんが住んでいる市や町の図書館からも借りることができます。本の世界に触れてみてください。問い合わせは県立図書館、電話0952(24)2900。

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