佐賀市長選に立候補しない考えを一般質問で表明した秀島敏行市長=11日午前11時45分ごろ、市議会議場

 10月に実施される見通しの佐賀市長選に立候補しない意向を固めていた秀島敏行市長(78)=4期、本庄町=が11日、定例市議会一般質問で不出馬を表明した。自身の年齢や後援者の高齢化を理由に挙げ、後継指名は基本的に行わない考えを示した。

 山口弘展議員(自民市政会)が進退をただした。秀島市長はこれまでの取り組みを振り返り「次の方に引き継ぎたい。今回限りで退かせていただく」と答弁した。肝いりのバイオマス関連事業など4項目はやり残している課題とした。後継者を指名したり、特定の人物を応援したりすることは「現在のところ、そうした考えはない」と述べた。

 終了後、5選を目指さない理由について記者団に「年齢や体力的なものをみたら潮時。支えてくれるメンバーの年齢も(初当選したころの)15年前と今では違う」と説明した。決断した時期は明確に答えなかった。

 秀島氏は元市職員で、消防長や水道局長などを歴任した。市町村合併に伴う2005年10月の市長選で、合併前の市長との一騎打ちになり初当選。09年、13年も選挙戦を制し、17年は無投票で4選を果たした。任期は21年10月22日まで。

 次期市長選を巡り、これまでに立候補を表明した人はいない。(大田浩司)

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