山口祥義知事(右)と面会した反原発団体の代表ら=佐賀県庁

 東日本大震災から10年になる11日、佐賀県内九つの反原発団体が山口祥義知事と面会した。原発問題に関し、山口知事や県の担当者と直接意見交換できる場を設けるよう訴えた。

 面会したのは、玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会(石丸初美代表)など9団体。代表して「さよなら原発! 佐賀連絡会」の豊島耕一代表が、使用済み核燃料や原発事故時の避難などについて指摘し、原発問題に関する県とのやりとりが文書で続いていることを踏まえ「本日を機会に意見交換の場を設けてほしい。知事だけでなく担当者とも面と向かってやることが大事になる」と求めた。

 山口知事は「原発立地県の知事として県民の安全を考え、原発と真摯(しんし)に向き合って行かなければいけない。事故を風化させないために、皆さんの活動には意味がある。指摘を受け止めながらわれわれの考え方を表明できるようにしたい」と述べた。意見交換については「できる限りそのような形で。いつもという訳には行かないが、直接皆さんの意見を聞くことも大事」と応じた。

 反原発団体によると、原発問題に関する山口知事との面会は今回で3回目。各団体からの質問書や申し入れ書も県に提出した。(岩本大志)

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