岩尾弘敏さん

 大学進学を機に、北海道で暮らしている。ボート競技の審判として、佐賀での全国高校総体など各地の大会に参加しているが、郷土の活躍はいつも気になるもの。24年の佐賀国スポの成功を願うとともに、自分も関われたらうれしい。

 有田には2、3年に一度は帰省していて、一昨年、北海道の友人を陶器市で案内したら、もう一度来たいと気に入ってくれた。昔は猿川で泳ぎ、お祭りが楽しみだった。人のつながりがあるのも魅力。郷土料理が懐かしく、サルトリイバラの付いたぎおんまんじゅうは今も食べたいと思う。

 「有田には焼き物しかない」というが、裏を返せば「焼き物では負けない」ということ。売り上げが落ちている困難はあるだろうが、新しいデザインに取り組んでいるというニュースも見た。革新のものづくりと効果的なPRで、世界に乗り込んでいってほしい。

 今はリモートやテレワークができるので、食べ物がおいしくて子育てしやすく、いい環境で仕事ができることが求められている。その視点で見ると、有田には人が集まる要素があると思う。人が集まれば何かが生まれてくる。有田のそんな将来像を期待している。(北海道網走市)

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