地域にある水田のあぜの草刈りに励んでいる牧草刈り部隊のメンバー=有田町山谷牧地区

 高齢化や後継者不在に悩む農地所有者の力になりたいと、有田町山谷牧(やまだにまき)地区の農家らでつくる「牧(まき)草刈り部隊」が、水田のあぜの草刈りを引き受けている。「棚田の景観を守ることにもなれば」と仲間と汗を流している。

 地元の農家を中心に、平均年齢65歳の13人で、2018年11月に発足。高齢で作業ができない住民の依頼を受けたのを機に、隊員を募った。地区内が対象で、依頼者の負担をなるべく減らせるように料金の目安は燃料込みで1人1時間千円。

 昨年からはコメづくりも引き受けている。世話人の桑原清光さん(65)は「頂いた作業料で、皆で月1回の懇親会を開くのが楽しみ」と仲間同士の絆も深めており、新たな部員も募集している。(古賀真理子)

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