入札後、ノリの出来を確かめる生産者。コロナの影響で単価は下がっている=佐賀市の県有明海漁協

 佐賀県沖の有明海で養殖されたノリの7回目の入札会が11日、佐賀市の県有明海漁協で開かれた。今季の累計販売枚数は17億5763万枚、販売額は199億7100万円となった。入札は今後も行われるが、他産地と差が開いており、枚数、額ともに18季連続の日本一がほぼ確実になった。

 単価は11円36銭となり、販売額が約246億5千万円で過去3番目だった昨シーズンよりも、約3円安くなった。県有明海漁協は「新型コロナウイルスの影響が如実に出て、厳しい結果になっている」と説明。販売枚数は既に昨シーズンの2%増となっており、量を確保することで今季、販売額200億円を達成する見通しが立ったとしている。

 冷凍網では4回目の入札で、出品数は1億8582万枚。販売額は14億4797万円。単価は7円79銭で前年同期の6割ほどだが、漁協の担当者は「想像したよりは高く出て、ほっとした」と評価した。

 海況は栄養塩が少なく、赤腐れ病も発生して厳しい状況。下値が安くなっているため、漁業者が売れないノリを収穫せず、量は減っているという。

 次回の入札は25日で、最終の入札は4月15日に行われる予定。(宮里光)

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