新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 佐賀県は10日、三養基郡みやき町簑原の「カラオケサロン みのちゃん」でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。クラスターが確認された県内のカラオケ喫茶は4店舗目で、利用者には最寄りの保健福祉事務所に相談するよう呼び掛けた。新たに12人の新型コロナウイルス感染を確認し、延べ1126人になった。

 県によると8、9日公表の感染者のうち、鳥栖市やみやき町の60~80代の男女5人が「みのちゃん」を利用していた。同店は2月は営業をしておらず、3月は5~7日に営業していたという。

 聞き取り調査の結果、9日公表の20人のうち、クラスターが発生したカラオケ喫茶関連の感染者は2人増えて9人となり、関連は県内外で計75人になった。

 9日公表の感染者が47日ぶりに20人以上となったことに関し、県健康増進課の井田政和参事は「徹底した調査やウイルス検査をしている結果。リバウンド(感染再拡大)とは考えていない」と述べた。あらためてカラオケ喫茶の利用を当面の間は控えるよう呼び掛けた。

 10日公表の12人は、県衛生薬業センターで実施したPCR検査の判定が不明瞭となる不具合があり、その後の再検査で分かった。公表時点で12人の性別や年代、居住市町などの情報が整理できておらず、詳細は11日に明らかにする予定。(円田浩二)

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