長廣百合子さん

 有田町と昨夏、「夫婦会議推進プロジェクト」の連携協定を結び、「世帯経営ノート」を活用して夫婦で対話を進めてもらう取り組みをしている。産後に離婚危機を経験したことが、活動を始めるきっかけになった。ノートは婚姻を届け出た時などに町が配布しており、14日にはオンラインで講座を予定している。

 有田の町には、町外からの人も受け入れようというような空気を感じている。古きを守り、新しいものをめでて、革新を繰り返してきた土地だけあって、夫婦会議という新しい取り組みを町が決断してくれたと思っている。

 夫婦会議は、現状が危機的な状況かどうかは関係ない。今がいい状態なら、その関係を維持発展させていくために取り組むポジティブなもの。夫婦のコミュニケーション力を上げることが、子どもたちの未来にダイレクトにプラスの影響を与えるものだと考えている。

 「親になる夫婦が、どんな家庭環境を子どもたちに創り出していくのか」という問いは、自助努力に委ねられがち。子どもにとって身近な両親を、町とともに支えさせてもらい、もっとハッピーになってもらえればと願っている。(福岡市)

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