農林水産委員会で、諫早湾干拓事業の潮受け堤防開門調査について質問した大串氏=衆議院

 国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防排水門の開門調査を巡り、野上浩太郎農林水産相は10日の衆院農水委員会で、さまざまな立場の関係者がバランスよく参加する意見交換の場があれば、自身も参加する考えを示した。立憲民主党の大串博志衆院議員(佐賀2区)への答弁。

 大串氏は「さまざまな関係者が参加する意見交換の場を、農相が積極的に持つよう働き掛けるべきではないか」と尋ねた。野上氏は昨年12月に現地視察したことに触れ「漁業者、農業者、地域住民、関係自治体などさまざまな立場の皆さんのご意見を引き続きうかがっていきたい」と述べた。

 その上で、2019年10月に江藤拓前農相が現地視察した際に「さまざま立場の関係者がバランスよく参加するのであれば、一堂に会して話し合ってもよい」と発言したことを引用し、「私も同様の考えだ」と述べた。積極的に話し合いの場を設けるかどうかについては言及しなかった。(山口貴由)

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