各ブースを回り、最新のIT技術などを体験する参加者=佐賀市のホテルグランデはがくれ

 中小企業の情報技術(IT)活用を促進する「ITフェア」が、佐賀市のホテルグランデはがくれで開かれた。人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)などを得意とする県内企業など28団体が出展し、生産性向上につながる技術や、新型コロナウイルス対策などを紹介した。

 西松浦郡有田町と佐賀市に進出し、製造業の熟練技術をAIで継承する事業を展開しているLIGHTz(ライツ、本社・茨城県つくば市)は、企業内の書類や経験を積んだ社員のノウハウをAI化し、経験の少ない社員をサポートして業務の質を高めるサービスを紹介。ソフトウエア開発のアイティーインペル(佐賀市)は、看護師や介護士などの負担軽減につなげる見守りシステムを披露した。非接触検温と同時に静脈を照合して人を認識し、ドアの鍵を開閉させる入退室管理システムの紹介などもあった。

 会場を訪れた50代の経営者は「手探りの段階だが、どのAIシステムが自社に合うか商談を進めながら判断し、今後取り入れたい」と話した。(志波知佳)

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