作品を触り全体のバランスを確かめながら、1本ずつ花を生ける子どもたち=佐賀市の県立盲学校

 佐賀県立盲学校(佐賀市天祐)の小・中・高等学部の児童生徒15人が9日、フラワーアレンジメントに挑戦した。花びらの手触りや香りの違いを楽しみながら、思い思いに作品を仕上げた。

 日本フラワーデザイナー協会佐賀県支部の4人が同校を訪れ、「おわんをひっくり返したような、丸い形に花をそろえて生ける」などと教えた。児童生徒は手本の作品に触れて形を確かめながら、スイートピーやストック、カーネーションを自由に生けた。小学部3年の吉永瑞希さんは「ハサミで茎を切るときに力を入れた。すてきなお花をつくれた」と楽しんでいた。

 同協会の大塚由紀子さん(57)=佐賀市=は「季節や花の癒やしの力を感じてほしい。子どもたちは感受性が豊かで、上手に作品を仕上げる姿に、教える側も感動する」と話した。

 日本フラワーデザイナー協会が2014年度から全国の盲学校などで取り組む社会貢献事業「花の宅配便事業」の一環。同校では2017年度から実施している。(森田夏穂)

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