表彰を受けた(前列左から)最優秀賞の〓口茶和さん、販売店賞の塚原凛さん、姉川遥さん、永野智基君=佐賀市の赤松小

最優秀賞の河野光咲さん(前列左から3人目)と販売店賞の江島由夏さん(左端)、山中悠生君(左から2人目)、松本百加さん(右端)=佐賀市の鍋島小

最優秀賞を受けた浜崎小6年の山下さくらさん(中央)、販売店賞の進藤優佳さん(左)、川上小夕稀さん=唐津市の同校

 県内の小学6年生が冬休みに、気になる新聞記事を三つ選んで感想や意見を書いて保護者が一言を添える自由学習「チャレンジ3days」(佐賀新聞販売店会・佐賀新聞社主催)の表彰式が9日、佐賀市の赤松小など3校であった。販売店会の北村美成会長らが、最優秀賞に選ばれた赤松小の樋口茶和さん、佐賀市の鍋島小の河野光咲さん、唐津市の浜崎小の山下さくらさんらに表彰状を手渡した。

 樋口さんは、被爆者の坪井直さん、サインボーカリストの水戸まなみさんのインタビュー記事、テニスの大坂なおみ選手の活躍を振り返る記事を取り上げた。人にフォーカスした記事を取り上げた児童は少なく、他にない視点が評価された。「人それぞれの個性が知ることができる記事に引かれた。特に坪井さんの記事を読んで、平和の大切さを強く感じた」と話した。

 河野さんは、神奈川・座間市9人殺害事件、県高校定時制通信制生徒生活体験発表大会の入賞作文などに注目。座間市の事件は、被害者がネット上に弱音を吐いたことがきっかけだと知り「スマホを持ってSNSを楽しみたいと思っていたけど、使い方を誤ると大変なことになると知った。SNSを心の避難所にしないよう家族や友人との関係を大切にしたい」と話した。

 浜崎小の山下さくらさんは、タブレット端末の学習への活用の記事を選んだ。テキストの読み上げ機能などがあり、日本語が苦手な外国籍の子どもや障害のある子どもたちと「みんなで楽しく授業を受けられたら良いな」と願いを込めた。「新聞は佐賀や唐津にもスポットライトを当てていて面白い。障害や人種差別など社会の課題を知ることができて、自分にできることを考えられる」と話した。

 佐賀新聞販売店会の北村美成会長は「自分の意見を持った良い作品ばかりで審査も難しかった。新聞を通して世界を知り、自分の夢を探すツールとしても使ってもらいたい」と話した。

 本年度は県内113校から5019人が応募した。(中島野愛、横田千晶)

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