佐賀県は9日、10歳未満~70代の男女20人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。このうち19人が既に感染が判明している人の関係者で、1日に20人以上の感染が確認されるのは、1月21日以来47日ぶり。県内での感染確認は延べ1114人になった。65歳以上の高齢者1人が亡くなり、県内での死者は計10人になった。

 県内は2月中旬以降、カラオケ喫茶で発生したクラスター(感染者集団)の関連で感染が広がっている。県によると、9日公表の感染者20人中7人、8日公表の4人中2人の計9人がカラオケの利用者やその家族らで、関連の感染者は県内外で計73人になった。

 県健康福祉部の古賀千加子副部長は「利用者の家族らも含め、カラオケ関連の感染拡大が止まらない状況が続いている。高齢者は重症化リスクも高く、利用を当面は控えてほしい」と呼び掛けた。

 亡くなった高齢者は県内の医療機関に入院していたが、重症ではなかったという。遺族の意向を確認できていないとし、詳細は公表していない。

 8日公表の4人の概要も説明した。三養基郡みやき町の70代女性は、3月1日に福岡県内のカラオケ店を利用した。鳥栖市の70代女性は、親族がカラオケを利用していたという。小城市の70代男性と東松浦郡玄海町の60代女性は、それぞれ同居家族など4人と3人の陽性がその後に分かった。(円田浩二)

 9日に発表した感染者の内訳は次の通り。

 【佐賀市】60代男性、60代女性2人、70代男性2人【唐津市】30代女性【鳥栖市】70代女性【伊万里市】20代男性【小城市】10歳未満女児、10代男性、30代男性、30代女性【嬉野市】10代女性【みやき町】60代男性、60代女性、70代男性、70代女性2人【玄海町】30代男性、60代男性

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