濱田千佳さん

 実家の会社の施設で、キクラゲ栽培と加工品の製造販売を手掛け、ことし5月で丸2年になる。体調を崩したのがきっかけで、ビタミンDが注目されているキクラゲと出合った。健康や食を見直す機会にしてほしいと、熊本から戻って始めたが、特産となり地域を盛り上げられればうれしい。

 進学のため12歳で当時の西有田町を離れたが、この有田によりどころがあったから、頑張ることができた。子どもを自然の中で遊ばせたかったのも、戻りたくなった理由の一つだった。

 農業の旧西有田町と窯業の旧有田町は、本当の意味で一つになれてないと感じる。食の農業と食を盛り付ける器が一つになったら、合併が完成すると思う。できることがあれば、取り組んでいきたい。

 先日、民間の小学生向けSDGsオンライン講義を親子で受講し、今の子どもたちはこれがスタンダードになると実感した。進学先が少なく、人口流出の要因の一つになっている。例えば大学と提携し、有田にいながら講義が受けられ、有田で現地研修する仕組みができないだろうか。そんな先進的なことに取り組む行政であってほしい。(伊万里市)

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