シンポジウムでは、九州大の松井利郎教授が食品の吸収と生理機能をテーマに講演した=佐賀市の西九州大佐賀キャンパス

 佐賀県の県産品を生かした食品やコスメ関連商品の開発を支援している「さがフード&コスメラボ」のシンポジウムが、佐賀市の西九州大佐賀キャンパスで開かれた。九州大農学研究院の松井利郎教授が「食べ物の吸収と生理機能」と題して講演した。

 松井教授は、大豆発酵食品などに多く含まれるアミノ酸の仲間「ペプチド」が薬の1千分の1程度しか吸収されないことや、ポリフェノールが形を変えて吸収されていることなどを分かりやすく説明した。

 その上で、「ほとんどの食品成分は小腸の四つのルートから吸収される」と紹介。「健康維持のためにはいい食べ物をとり、健康年齢を上げることが大事。(有効な成分を)食べ物から摂取することを考えないといけない」と呼び掛けた。

 シンポは、さがフード&コスメラボの活動10年目を記念し、県地域産業支援センターと西九州大が共催した。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」による参加も含め、約80人が聴講した。(中島佑子)

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