サミットでは、全国の旅館やホテルの経営者がオンライン上に集まり、コロナ禍を生き抜くためのアイデアを出し合った

 全国の旅館やホテルの経営者が語り合う「全国旅館・ホテルサミット」が、オンラインで開かれた。ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使い、コロナ禍の新たなニーズや経営を維持するためのアイデアなどについて意見を交わした。

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)青年部が主催し、九州・沖縄や中国、四国から44の旅館やホテルが参加した。ワークショップでは、3~5人ずつのグループに分かれ、客が求める旅の在り方や雇用を維持するための対策などを話し合った。

 佐賀県内からは、旅館鶴荘(太良町)や渚館きむら(唐津市)など5施設が参加した。客が求める旅に関しては「心を豊かにする旅の本質は変わらない」「非接触と対面のサービスのバランスが難しい」といった意見が出された。雇用維持のため、地元スーパーと連携して閑散期に出向させる案なども紹介された。

 旅館鶴荘の赤木一成常務(44)は「付加価値を高めることが大事。経営者の思いが各旅館の個性につながると思う」と語った。(中島佑子)

 

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