玉串を奉納する参列者=佐賀市の佐嘉神社

宮司の祝詞に合わせて頭を下げる参列者=佐賀市の佐嘉神社

「豊栄の舞」を舞うみこ=佐賀市の佐嘉神社

 佐賀藩10代藩主鍋島直正公の没後150年頌徳(しょうとく)祭が命日の8日、佐賀市の佐嘉神社で開かれた。本家当主の鍋島直晶(なおまさ)氏や妹房子氏、山口祥義知事など約50人が参列し、直正公をしのんだ。

 祝詞を奏上し、音楽に合わせてみこが「豊栄の舞」を舞った。参列者らが順に玉串をささげて、文化の発展に尽くした直正公の功徳をたたえた。

 佐野安正宮司は、直正公が当時流行した天然痘の対策に尽力したことに触れ、「150年の節目に直正公の思いを考え、今に生きる私たちは何をすべきか、何ができるかを考える必要があると、ご祭神(直正)から教えられている」と語った。加えて「いにしえを考え今に照らす」という意味の言葉「稽古照今(けいこしょうこん)」を紹介した。

 新型コロナウイルス感染防止などのため、直会(なおらい)は中止した。佐賀市大和町の鍋島家春日御墓所で同日、御墓前祭も行った。(森田夏穂)

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