着任会見で抱負などを述べる佐賀地検の松井洋検事正=佐賀市の佐賀地検

 佐賀地検の検事正に着任した松井洋氏(53)が8日、会見を開いた。初代司法卿の江藤新平の出身地での勤務について「近代司法制度の父が生きた土地で執務に当たることは身の引き締まる思い」と述べた。

 東京都出身で京都大法学部を卒業後、1991年10月に司法試験に合格。東京地検交通部長や総務部長、東京高検総務部長などを歴任し、2019年11月から福岡地検次席検事を務めていた。着任は2月26日付。

 松井氏は会見で、印象に残っている事件について、11年に東京都内で発生した強盗殺人事件を挙げ「徹底的、広域的に防犯カメラの捜査を行い、わずかなうちに全てを明らかにした。防犯カメラを使った捜査の礎を築いた事件」と話した。法務省大臣官房司法法制部参事官として、東日本大震災後の復興に向けた法的支援などに携わったことも紹介した。(小部亮介)

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