図書館や観光拠点をテーマに敷地の活用を提案した佐賀大院生の展示=有田町大樽の手塚ギャラリー

地域にどんな店や施設があったかを地図に書き込むワークショップ。「懐かしいね」と地域住民=有田町大樽の手塚ギャラリー

図書館や観光拠点をテーマに敷地の活用を提案した佐賀大院生の展示=有田町大樽の手塚ギャラリー

 建築を研究する佐賀大大学院生が、有田町内山地区にある二つの敷地のデザインを提案する「有田の未来を考える展」が、同町大樽のギャラリー手塚で開かれている。移転統合が決まった佐賀銀行有田支店や旧商工会議所の場所について、住民への聞き取りを踏まえながら、2040年を想定した活用を提案している。12日まで。

 理工学研究科の建築環境デザインコース1年の16人が5グループに分かれて、昨年10月から取り組んだ。内山地区の三十数軒で、暮らしや地域の情報を収集。その上で、住民も関われる「泊まれる図書館」「学べる観光拠点」をテーマにした施設の構想を練った。

 銀行の建物をホテルの拠点にして周囲の伝統的建造物を客室として提供したり、芸術家が滞在して創作活動する機能と不足する駐車場を合わせた施設などを、模型を使って提案。住民に地域にかつて存在した店や施設を地図に書き込んでもらうワークショップも開いている。

 一つの場所に図書室を点在させ、そこを巡るプランを考えた西田晃大(こうた)さんは「住民の考えや思いの具現化を特に心掛けた」と話していた。時間は午後1時~同7時で、最終日は同3時半まで。(古賀真理子)

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