予約型の乗り合いタクシーに切り替えになる朝日―橘―武雄線の循環バス

 武雄市は4月から、市内各地で運行しているコミュニティーバスを再編する。定時運行だった「循環バス」朝日-橘-武雄線を予約型の乗り合いタクシーに切り替えるほか、武内町の「みんなのバス」にも一部予約型を導入するなど、各町の運行実態に合わせて改編する。名称も「ほんわカー」に統一する。

 市企画政策課は「運行エリア拡大や待ち時間や乗車時間の短縮など、利便性向上につながる」と利点を説明している。新年度当初予算案に関連の補助金やAI(人工知能)利用料など2334万円を計上している。

 3町循環バスの変更は利用者の減少やバス会社に“赤字”を補てんする経費が増えていることに対応した。昨年11月に乗り合いタクシーの実証運行を行い、課題などを検証していた。

 乗り合いタクシーは午前9時、11時、午後1時、午後3時台に運行。午前中の利用希望者は前日までに運行する温泉タクシーに予約する。午後の利用者は利用1時間半前までに予約する。循環バスに比べて運行地域が広がり、乗降場所は約40カ所増の約70カ所になる。運行経路設定などにAIを活用して効率化する。

 3町循環バスの変更だけでなく、各地域でも利用実態に合わせた変更を計画している。武内町の定時運行バスには一部に予約型運行を導入。山内町では定時運行バスのエリア拡大を検討する。これまでコミュニティーバスがなかった東川登町でも予約型乗り合いタクシーの実証運行を行う。

 利用料金は1回200円。公共交通機関の利用を促進するため、75歳で運転免許を持っていない人には、1年間使える1万円分のバス・タクシー券を配布する。(小野靖久) 

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