「気仙沼の焼きドーナツ」のプレーン(右)とチョコチャンク

 佐賀では珍しいミャンマーコーヒーが味わえる古民家カフェ。落ち着いた雰囲気の中、東日本大震災で被災した宮城県のカフェを支援する2種類の焼きドーナツが味わえる。

 同県気仙沼市の「アンカーコーヒー」のオリジナル商品。揚げずに焼いて仕上げているため、しっかりした食べ応えでケーキのような味わいと満足感がある。

 アンカーコーヒーは、経営する2店舗が被災した。インターネットで事情を知ったフィリエの山下春美店長が「同じカフェとして何かしたい」と2018年から直接取り寄せて販売を始めた。店内では宮城県や岩手県の写真を展示するほか、震災に関連する絵本や写真集も並べている。

 例年人気のプレーン(220円)とチョコチャンク(240円)を温めて提供する。プレーンは甘さ控えめで、小腹が空いた時の軽食にも最適。大粒のチョコチップが入ったチョコチャンクは、熱でほどけたチョコが優しく口の中に広がる。

 ほんのりした甘みと深い苦みが調和した「ミャンマーの庭先コーヒー」(350円、ランチセット時150円)は、ミャンマーの農家が環境への負荷が少ない方法で栽培した豆を使ったスペシャリティコーヒー。焼きドーナツのセットも用意していて、共にテイクアウト可能。

 店長の山下春美さんは「この季節この時期に、佐賀から東北へ思いをはせる機会になれば」と話す。(花木芙美)

▷佐賀市城内1丁目9-2

▷11時半~15時半

▷月、水、金曜営業、土曜不定休▷電話070(4704)4216

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