約半世紀前の北海道の鉄道写真を展示する新原和俊さん=佐賀市のフォトギャラリー&カフェ「FINDER」

 小城市のアマチュア写真家新原和俊さん(68)による半世紀前の鉄道写真展が、佐賀市唐人のフォトギャラリー&カフェ「FINDER(ファインダー)」で開かれている。19歳の頃、北海道を旅した思い出の作品から、蒸気機関車の写真など16点を掘り起こして並べた。9日まで。

 いずれも撮影は1972年で、モノクロのほぼ四つ切りサイズ。山林の中を豪快に煙を噴き上げ疾走する留萌(るもい)本線や石北本線、函館本線の蒸気機関車のほか、機関庫で休む車両、草を食む乳牛の背後を走る鉄道などを撮影した。宗谷岬で昆布を干す家庭の子どもや駅近くの線路をまたいで渡る人々の写真からは、当時の暮らしや装いが伝わる。

 新原さんは12歳から鉄道写真を始めたが、この北海道旅行で一時休止した。2005年に再開し、近年は佐賀市富士町の熊の川温泉「ちどりの湯」で写真展を継続して開いている。今回は、なじみの店だった「FINDER」が今月20日前後に閉じることを受け、はなむけとして開いた。

 「SLのダイナミックさや力強さ、音などの魅力が伝われば」と新原さん。問い合わせは電話080(3945)2822。

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