間隔を空けつつ、マスク姿で校歌斉唱する卒業生たち=唐津市の第五中学校

 公立中学校の卒業式が5日、武雄市、唐津市と伊万里市の一部で開かれた。新型コロナウイルス感染予防のため、在校生や保護者の人数制限、来賓の招待中止などの対応が行われる中、唐津市和多田の第五中では卒業生118人が友人との別れを惜しみながら、3年間過ごした学びやを巣立った。

 式では井手博司校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「コロナウイルスの逆境の中で、全力で学校行事に取り組む姿を示してくれた。これからも感謝の気持ちを忘れず、自分の可能性を信じて第一歩を踏み出して」とはなむけの言葉を贈った。最後にマスク姿で校歌を斉唱し、式を締めくくった。

 この日は同地区でカーネーションを栽培するクラベル・ジャパンから卒業生一人一人にミニブーケが贈られた。新型コロナの影響で卒業式の縮小などを余儀なくされる中、クラウドファンディングで集まった資金で市内の子どもたちへ思い出の花束を届けている。生徒たちはブーケを手にし、うれしそうに友人たちと写真を撮っていた。

 永松大和さんは「最高の3年間だった。コロナで文化発表会がなくなったけど、先生たちのおかげで録音で合唱ができた。高校生活でも友だちとの縁を大切にしたい」と語った。

 県内の多くの中学校では6日に卒業式が開かれる。(横田千晶)

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