東日本大震災や佐賀豪雨のパネルを見つめる来場者=佐賀市のモラージュ佐賀

東日本大震災や佐賀豪雨のパネルを見つめる来場者=佐賀市のモラージュ佐賀

 2011年に発生した東日本大震災を振り返るパネル展が、佐賀市巨勢町のモラージュ佐賀で開かれている。被害を伝える写真など約40点を並べ、当時を振り返る。11日まで。

 佐賀県ユニセフ協会(会長・中尾清一郎佐賀新聞社社長)は、震災直後の募金活動をはじめ、「3・11を忘れない」をスローガンに翌12年からパネル展を開いている。事務局長の江島きよ子さん(67)は「まずは知ってもらうことが大切。被災者を思う気持ちを伝え続けたい。それぞれが自分にできることを考えるきっかけになれば」と呼び掛ける。

 津波で船や家屋が押し流された市街地や、地域住民を助け出す消防隊員など震災直後の写真のほか、追悼行事で涙を流す人、その後の復興を追った写真もある。昨年夏の佐賀豪雨など、県内の災害を伝えるパネルも展示している。

 佐賀市の南里正光さん(83)は、被災地で水を運んでいた当時小学4年の少年が20歳になって歩みを振り返る記事を見て、「写真と見比べると、こみ上げてくるものがある」と話し、パネルに見入った。

 入場無料で午前10時から午後9時まで(最終日は午後4時まで)。問い合わせは同協会、電話0952(28)2077。(森田夏穂)

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