肥前山口駅(杵島郡江北町)の駅名改称などを求める町民有志らが4日、「駅の活性化を願う会」(重松滋子代表、16人)を立ち上げた。町が計画する事業について早期実施を求め、請願書への署名活動を行う。
会は町内外の30~70代の主婦らで結成。請願書では、駅周辺のにぎわい創出を求め、町制施行70年と九州新幹線長崎ルートの暫定開業が重なる来年を「町活性化の絶好の機会」としている。重松代表らは「事業は子や孫、町の将来のために必要な取り組み」と話す。
駅のにぎわい創出に関して、町は新幹線の暫定開業に向けたイベントに対する補助や駅名改称の関連費などを含めた898万円の予算案を議会に提出している。(松田美紀)
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