佐賀県警は、昨年1年間、各警察署に届けられた落とし物が79502件(前年比1万486件減)で、前年より約12%減少したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が一因とみている。

 落とし物で最も多かったのは、会員証類で1万814件。タオルなどの生活用品1万748件、キャッシュカード類8532件、健康保険証類4023件、傘3647件と続いた。現金の総額は約9864万で、10万円以上の高額は101件あった。最高額はかばんに入っていた560万2千円で、持ち主に戻った。

 落とし物を管轄する県警会計課は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、公共交通機関や商業施設の利用者が減少したことが一因とみている。コンビニや現金自動預払機(ATM)でカードを抜き忘れるケースが多いという。

 落とし物全体のうち、落とし主が届け出たのは、約22%に当たる1万7593件(前年比2364件減)にとどまった。同課は「忘れ物に気付いたら、ためらわずに各警察署に連絡して」と呼び掛ける。(松岡蒼大)

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