桃崎峰人氏

 佐賀県議会議長の桃崎峰人(ももざき・みねと)氏=当選5回、唐津市・東松浦郡選挙区=が5日未明、佐賀市内のホテルで死去した。71歳。サウナで倒れているのが見つかった。病死とみられる。定例県議会の会期中で、前日まで議事を進めていた。県議会運営委員会は当面の間、岡口重文副議長が議長職を代行することを決めた。

 自宅は唐津市浜玉町横田下518。通夜は7日午後5時から、葬儀は8日午後1時から、いずれも唐津市鏡3528の1「パインフィールド・ホール」で。喪主は妻の恵子さん。

 桃崎氏は2003年4月の県議選で初当選した。議会運営委員長や副議長を歴任し、19年5月に53代目の議長に就任した。20年7月から1年の任期で九州議長会の会長も務めていた。

 19年の11月定例会でSAGAサンライズパークのアリーナ新築工事の入札不落を受けた整備費の増額補正に関し、県政史上初となる本会議での予算議案に対する付帯決議を可決。昨年11月の定例会では感染症への差別を戒める啓発事業として提案された「誓いの鐘」設置を取りやめ、36年ぶりに予算案を修正可決するなど、執行部と是々非々で対峙(たいじ)していた。

 県議会事務局によると、現職議長の死去は初めて。最大会派の自民党は、議長の長期在任を規制する目的で「1期2年」を申し合わせており、桃崎氏は4月に開会する見通しの臨時県議会で交代の予定だった。

 県警や佐賀広域消防局によると、5日午前2時25分ごろ、佐賀市内のホテル従業員から「サウナで男性が倒れている」と119番があった。検視の結果、目立った外傷はなく、死因は病死と判断した。

 在職中の県議の死去は19年の石丸博氏以来となる。桃崎氏が選出されている唐津市・東松浦郡選挙区は定数6で、補欠選挙の要件は2人以上の欠員のため、補選は実施されない。(栗林賢)

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