つりが好きな人もそうでない人も

 春夏秋冬、あなたの好きなことはなんですか? 絵本作家でもある村上康成(やすなり)さんは、昔から絵を描(えが)くことやさかなつりが大好き!
 チョコレートがとけるくらい暑い夏の日や、吐(は)く息が真っ白になり雪がしんしんと降(ふ)った冬の日も、さかなつりへ。さあ、出発です。
 この本の魅力(みりょく)の一つは、自然の中でたっぷりと深呼吸(しんこきゅう)しているような、ゆっくりと時間の流れを楽しんでいるような、独特(どくとく)の間です。本をめくると、さかなだけでなく、おいしそうなおにぎり、話しかけてきそうな動植物、そしてさかなつりに夢中(むちゅう)な人間の姿(すがた)など、村上康成さんの絵と言葉の世界が広がっています。
 さかなつりが好きな人もそうでない人も、なにか自分の好きなこと、気になっていることを考えながら読んでもらいたい一冊(さつ)です。(司書ネットワーク課 馬場麻理子)


【ほかにもこんな本をおすすめ!】

▽名作古典にでてくるさかなの 不思議なむかしばなし
 福井 栄一/[訳]著 汐文社
▽まっている。
 村上 康成/作 講談社
▽けなげな魚図鑑
 松浦 啓一/著 エクスナレッジ

 

 【図書館へ行こう】
 紹介している県立図書館の本は、皆さんが住んでいる市や町の図書館からも借りることができます。本の世界に触れてみてください。問い合わせは県立図書館、電話0952(24)2900。

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