地球の未来のため温暖化対策に貢献している団体へ贈られる「佐賀県『ストップ温暖化』県民運動功労者表彰」を鹿島市内の2団体が受賞した。環境教育を実践する古枝小と有明海沿岸のヨシを堆肥化している市ラムサール条約推進協議会(宮﨑憲治会長)が受賞した。
古枝小は「エコチャレンジ」に取り組んでいる。2020年度は、4年生が段ボールコンポストを使い、家庭で出た生ごみから堆肥を作った。各家庭でもコンポストを利用して、ごみの減量化を目指している。市ラムサール条約推進協議会は、ヨシを堆肥化して地域の農作物栽培に活用している。
1日、鹿島市役所で伝達式が開かれ、関係者が樋口久俊市長から表彰状を受け取った。
この他、本年度の受賞団体は、武雄市橘町婦人会、小城高、八幡町を美しくする会(唐津市)、太良町森林組合。 (中島幸毅)