企業担当者から業務内容などの説明を受ける大学生ら=佐賀市のホテルグランデはがくれ

 2022年春卒業の大学生らを対象にした合同企業説明会(佐賀労働局主催)が4日、佐賀市内で開かれた。新型コロナウイルスの影響で就職環境が厳しさを増す中、一昨年の倍以上となる115人の学生が訪れ、希望業種のブースを熱心に回った。

 昨年はコロナ禍で中止を余儀なくされており、学生と企業が直接出会える場を確保したいと開催方法を工夫。会場内での密集を防ぐため出展企業は例年の約半数の35社に絞り、学生に手指の消毒やマスク着用を促すなど感染防止対策を徹底して開いた。

 運輸、医療、福祉など幅広い分野の企業がブースを設けた。学生優位の売り手市場に陰りが見える中、情報通信や金融などの企業に学生が集まり、業種によって濃淡も目立った。

 説明会のオンライン開催も定着しているが、九州内の国立大工学部に通う男子学生(22)は「オンラインだと、声がこもったりして分かりにくい。実際の会場だと、企業の担当者の表情や声色など反応をじかに感じられる」と手応えを口にした。

 佐賀市の九州国際情報ビジネス専門学校の1年生(19)は「就職できるか不安はある。会社の制度や雰囲気を見て、実家に近い場所で働ける会社を見つけたい」と話した。(中島佑子、大橋諒)

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