入選に選ばれた作品を持つ神埼中3年の佐藤真妃さん=神埼市の同校

佐藤真妃さんが切り絵で制作したポスター(提供)

 国土緑化運動・育樹運動ポスター原画コンクールで、神埼市の神埼中3年の佐藤真妃さんが入選となる国土緑化推進機構理事長賞に輝いた。佐藤さんは「切り絵で色の重ね方や形を重視して表現した」と笑顔を見せた。

 大樹を背景に、新たに根付く若木に手が添えられている構図の作品で、2年の頃から独学で技を磨いた切り絵で仕上げた。過去の受賞作品などを分析し、「黒が多い作品は少なく、印象に残るだろうし、自分の作品も黒を主体とした方が伝えたいことが表現できる」と考えたという。黒の画用紙に、明るさが違う緑を重ねて奥行きを出したり、質感の違う紙を使ったりと工夫した。

 美術部に所属しており、顧問の佐藤晴一教諭(59)は「細かい線を切り抜き、とても繊細な切り絵作品を作っている。そういった積み重ねが結実したのでは」とたたえた。佐藤さんは「技量をもっと高めて、切り絵分野の大きな大会に出品してみたい」と話した。

 コンクールは全国の小・中学生や高校生から2万4899点の応募があり、51点の入賞作品が選ばれた。(西浦福紗)

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