佐賀県議会は傍聴者らに向けた託児サービスを2月定例議会から始め、一般質問が始まった2日に初めての利用があった。傍聴に訪れた3家族が2~6歳の子ども5人を託児室に預け、議場で県執行部と議員のやりとりを注視した。

 託児室は県議会棟2階の和室に設けられ、生後6カ月から小学校就学前の児童を預けることができる。本会議や委員会の前後1時間を含めた時間に利用でき、2日は午後3時から6時過ぎまで利用があった。

 佐賀市の会社役員稲葉嵩広さん(35)は午後3時半から90分間、2歳の長男を預けた。「もともと政治に強い関心があったが、傍聴は敷居が高く感じていた」という。今議会から託児室が設けられたと知り、「どのようなものか利用してみたい」と思い、初めて議会を傍聴した。

 託児室には玩具があり、長男も楽しそうに遊んでいた。稲葉さんは「子育て世代の県議が少なかった。託児室は私たち世代の政治参加や傍聴のきっかけになりそう」と評価していた。

 託児室の利用は無料。原則、利用予定日の1週間前までに議会事務局に申し込む必要がある。問い合わせは議会事務局、電話0952(25)7215。(円田浩二、栗林賢)

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